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目次
はじめに
今回は、お腹の深い所に位置している膵臓(すい蔵)という内臓について。肝臓や腎臓と比べると内蔵の中ではマイナーな臓器ですが、膵臓は『潜在意識』との関係が深いと言われていて、非常に大切な内臓器です。膵臓の役割や関連する症状を紹介させて頂いて、オステオパシーや内蔵に対する徒手療法を少しでも身近に感じて頂けたら幸いです。
膵臓について
膵臓は深い位置にある
膵臓は、臍とみぞおちの間の高さにあり、前から見ると胃の後ろ側にある長さ15cm程の細長い形をした臓器です。
周りを肝臓、脾臓、十二指腸、胃に囲まれ、外からの影響を可能な限り受けないような奥まった所に位置しています。(頭蓋骨の中にある脳や骨盤の中心に位置する子宮など、特に重要な働きをする器官は周囲に守られているような位置にあります)その反面、奥まった位置にあるので、エコーなどの精密検査でも膵臓は異常の早期発見が難しい臓器と言われています。
膵臓の働き
膵臓(すい蔵)の役割としては大きく2つあります。
- 食べ物の消化を助ける消化液(膵液)を分泌する。
膵液には、主に3つの消化酵素(蛋白質を分解するトリプシン、炭水化物を分解するアミラーゼ、、脂肪を分解するリパーゼ)が含まれ、十二指腸に流れ込みます。また、十二指腸内では膵液に含まれている重炭酸塩(アルカリ性)による胃酸の中和も行われています。 - 血液中の糖分の量を調節するホルモンを分泌する。
血糖値を上げるグルカゴン、血糖値を下げるインスリンを作り、血液中に分泌しています。そのため膵臓と血糖値、糖尿病には密接な関係があります。
膵臓と関連する体の症状
膵臓と関連する症状には下記のようなものがあり、オステオパシーの施術による回復の促進が期待できます。
- 強い疲労感
- 腰痛(第1、第2腰椎の高さ)
- 五十肩に似た肩関節痛、左側の肩こり
- 背筋が伸ばせない、下腹部が膨らむ
- ベージュ色の大便、下痢
- 悪心、嘔気
- 消化不良、食欲不振
膵臓と潜在意識の関係
意識は頭や脳にあるんじゃないの?と思う方もいるかと思いますが、意識の中でも無意識の領域(潜在意識や深層心理)は頭だけではなく、体のあらゆる組織に記憶として残されているとオステオパシーでは考えています。膵臓は潜在意識の中でも強い「怒り」の感情とリンクしているとされています。過去に感じた強い怒りの感情は、表層の意識で忘れていたとしても、体には硬さや歪みとして残っていることがあります。施術中や施術の後に、固まっていた組織が手技により解放されたと同時に「忘れていた昔のことを不思議と思い出した」という話を聞く事があり、とても興味深いです。
野口整体の創始者である野口晴哉先生は「潜在意識教育」という本を書かれていて、健康や施術おいての潜在意識の大切さを節々に語られています。潜在意識との関りが深い膵臓を良い状態に保つことは、健康である上で大きな意味があるのかもしれません。
オステオパシー内蔵治療【膵臓】
オステオパシーでは、上記の膵臓と関連する体や慢性膵炎などの膵臓に関する病気があるからと言って必ず膵臓に対して施術するわけではありません。オステオパシーの哲学にのっとり、全身を触診により評価した上で膵臓に異常を起こしている原因に対して手技療法を施します。
また触診で得られた情報を元に、栄養や食事面などの生活場面でのアドバイスや自身で行えるエクササイズを伝え、一人一人に合った形で回復のサポートを行っています。
オステオパシーにおける施術の考え方に関してはこちらのページをご覧下さい。
この記事を書いた施術者
関屋オステオパシー 代表
関屋 淳 (sekiya jun)
【施術実績 (累計)】
理学療法士としてリハビリを1万人以上
オステオパシーの施術を2000人以上
2児の父として子育て奮闘中
案内動画はこちら
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