健康観

電磁波過敏症・化学物質過敏症・エンパスを改善した経緯

   

お知らせ

はじめに

私は、元々過敏な体質を持っています。携帯やパソコンから発している電磁波、食品添加物や空気中に含まれるPM2.5などの化学物質、人から感じるエネルギーに、体が敏感に反応している事に20代前半に気づき、「生きずらさ」を感じていました。
その状態から、オステオパシーを学び、縁があった肥田式強健術というボディーワークを実践していく中で、過敏な体質を改善し、敏感さを少しずつコントロールできるようになってきています。

私が過敏な体質を改善してきた経緯を発信することで、私と同じように電磁波過敏症状や化学物質過敏症、エンパス体質で悩んでいる方の力になれる事を祈っています。

  • 人から出ている感情やエネルギーを敏感に感じる事を「エンパス」と呼びます。

過敏な体質だった20代前半

電磁波過敏症、化学物質過敏症、エンパス体質である事を自覚し始めたのは、病院で理学療法士(リハビリの仕事)として働き始めた頃でした。
最初に感じた体の異変は、病院の中にいると立っていられないほどの体の重さ、倦怠感でした。病院内には、MRIやCTなど様々な機器の設備があったので、それら電子機器から発している電磁波に体が反応している感覚がありました。

次に感じたのは、空気の匂いがキツく感じて、息苦しくて外の空気が吸えない、頭痛がするといった症状でした。特にPM2.5の警報が出ている時や中国から黄砂が飛来してきてきる時期は、マスクを2枚重ねにしていても呼吸が苦しかったので、感染対策用のN95規格のマスクを、人目を気にしながらもつけていました。
中でも一番辛かったのは、人から感じるエネルギーに敏感になり、コミュニケーションが上手く取れなくなった事でした。当時、病院のリハビリの仕事は一日に15人程の患者さんを担当していて、人と接する度に、何かが上から覆い被さってくるように体が重くなっていくので、押し潰されるような疲労感を感じながら仕事をしていました。

過敏な体質は、仕事だけではなく、私のプライベートまで大きく変えてしまいました。自分に自信がなくなり、人と関わる事が怖くなりました。2、3年間、自分から友人と会おうとする勇気が出なかったですし、たまに会う旧友の前でも『自分が他人からどう見えているか』が気になり苦しかった。この期間は、本当に辛かった事を今でも良く覚えています。

情報を漁るように調べるが、、、

正直『このままでは生きていけない』と思っていました。医学的な検査では異常は見つからず原因は分からなかったので、インターネットや書籍で漁るように情報を調べました。「なんで自分がこんな状態なのか」を知りたかった。この時に、人工的に作られた電磁波が人体に害を及ぼすことがあること、日常生活の中で様々な化学物質に触れていて、食べる物に大きな影響を受けていること、エンパスという体質があることを知り、その対処方法を学ぶために、様々な代替医療の勉強会にも通いました。

しかし、自分に影響を与えているであろう物への対処法を学んだからといって、全てを避けられるわけではなく、生活の中での制限が増え、疑心暗鬼になっていきました。食事に添加物が入っているか気になり、携帯はマナーモードにしないと身につけられなくなり、マスクは2重にしないと不安、自分とエネルギーの相性が良くないと感じる人や場所には近づけない。対処法や知識を知った事で逆に、過敏さが増していきました。私の場合は、特に食品添加物に対しての体の反応が強く、頂き物の添加物が入ったお菓子を食べるとお腹が張り寝込んでしまう、中華料理の様に油が多く使われている物を食べると腹痛が起こり下してしまう、といった状態が日常的にありました。

体を安定させることで、過敏な体質に変化が現れ始める

そのような状況の中でも、オステオパシーを含めた代替医療の講習会には通い続け「施術者が安定していなければ、効果的な施術を行うことはできない」ことを知り、施術効果を高めるために下丹田と中心軸に関わる肥田式強健術(ひだしききょうけんじゅつ)というボディーワークに取り組み始めました。

日々実践していく中で、少しずつ過敏な体質に変化が現れ始めている事を感じ始めます。体と心の変化は一朝一夕ではなく、好調と不調の波がありながらも、敏感さをコントロールすることが出来てきていると、少しずつ確信に変わっていきました。

今も完全に敏感さをコントロール出来ているわけではありませんが、日常生活の中で過敏に反応していた電磁波や食品添加物などの化学物質には、ほとんど影響を受けることはなくなりました。許容できる範囲が拡がったことで、周りの世界の見え方、物事の捉え方が変わりました。体だけではなく心にも余裕が生まれ、当時感じていた「生きずらさ」を感じることは、今はなくなっています。
現在も研究している最中ですが、下丹田と中心軸を養い、体の安定性を高めることは過敏な体質を改善する可能性があります。

中心軸とオステオパシー

中心軸とは、身体の中心を上下に貫いているラインの事を指しています。古来から日本に伝わる武術や能などの伝統芸では、このラインを「正中線」、スポーツの世界では「軸」や「体軸」と呼び、体の安定性を考える上で重要視されている考え方の一つです。

当院で使用しているオステオパシーの手技バイオダイナミクスでは、解剖学や生理学の大元となる力は中心軸にあり、筋肉、神経、血管、筋膜、内蔵、リンパなど体の全ての構造は、中心軸から作り出されている(専門的に言うと発生している)と考えています。オステオパシーの施術は、中心軸を強くします。オステオパシーを学び、実践してきた過程で、私自身の中心軸が強く養われている事を日々実感しています。

下丹田と肥田式強健術

丹田とは

丹田とは、東洋思想の考えで、エネルギーの中心となる場所を指しています。丹田には、額にある上丹田、胸にある中丹田、臍の下の下丹田の3つがあり、インドの概念である7つの主要チャクラとも関連性があると言われています。

  • 上丹田・・・直感、閃き、知的な活動、感覚的
  • 中丹田・・・思いやり、慈悲の心、ハート
  • 下丹田・・・生命力、精力、自然治癒力、肉体的

3つの丹田は違う性質を持ち、優越なくそれぞれが重要ですが、上丹田が優れているタイプの人もいれば、下丹田が強いタイプの人もいるように、人それぞれ持っているエネルギーのバランスは異なります。

過去の私は上丹田が優位で、下丹田に弱さがあったように思っています。その状態で上丹田を刺激するような瞑想を行った事があり、感覚が鋭くなる分、敏感さが増してしまった経緯があります。私の経験上、過敏な体質で悩んでいる方は、まずは下丹田を養い、肉体的なバランスをとることが先決であると考えています。

  • 全ての瞑想法が、上丹田を刺激するわけではありません。様々な瞑想の方法があり、それぞれ特性があるので、その特性と自分自身の体質を理解した上で、瞑想法を選択することが大切であると考えています。

肥田式強健術

肥田式強健術(以下、肥田式)は、大正~昭和初期に、肥田春充(ひだ・はるみち)という人物により考案された健康法、心身の鍛練方法です。肥田式では、下丹田の中心にある一点を中心力と呼び、その一点に瞬間的に働きかけることに主眼を置いています。正しく行う事が出来れば、短時間のうちに高い効果を得る事ができます。しかし、鍛錬方法の難易度が高いので、書籍を読み独学で学ぶよりも、適切な指導者の下で指導を受けて行うべき鍛錬方法だと思います。

私は縁あって、一人の指導者の方から肥田式の指導を受けた期間があります。今になって振り返ってみると、その期間の間で「眠っていた下丹田が目覚めた」そのように思います。過敏な体質が変化する大きなきっかけを頂きました。
私が指導を受けた先生について、先生の意向でここでご紹介することは出来ませんが、個別にお教えすることは出来ますので、気になる方がいましたらご連絡下さい。

人は、人に大きな影響を受ける

今までにオステオパシーや様々なボディーワークの講習会、練習会に通い、自分自身の体の変化を感じてきた中で、身を持って学んだことの一つです。何を学ぶかと同じくらいに、もしかしたらそれ以上に、誰に指導を受け、誰と共に学ぶのかは重要です。人は、時と場所を同じくして関わる人に、大きな影響を受けています。安定している人と関わることで、安定し、中心軸が強い人と同じ空間にいると自分自身の中心軸も強く養われていきます。特に敏感であれば、人からの影響を受けやすいので、過敏な体質で悩んでいる方は、下丹田や中心軸が確立している人と関わりを持ち、同じ時間や空間を共にすることを勧めます。


下丹田や中心軸が確立している人とは?

下丹田は、日本では「腹」とも表現されてきました。腹と名のつく慣用句が多く残っているように、下丹田が強い人物とは「腹が据わってる」「腹が決まっている」と感覚的に感じる事ができる人物だと思います。下丹田や中心軸が強い人は、職場、友人、近所の方、必ず近くにいるはずです。幼児期や妊娠中の女性は、丹田が強くなるとも言われているので、最も身近にいる家族から学ぶ事も多いかもしれません。

私の場合、リハビリの仕事柄、幅広い年齢層の方と関わる機会があります。その中で関わる、人生の経験が豊かで、多くの決断をしてきた高齢者の方には「腹が据わってる」方が多い印象を受けています。私にとって、高齢者の方と関わることは、丹田や中心軸に関して感覚的に学ぶ場を頂いていると思っています。

おわりに『今後の環境』

オステオパシーの施術をしている仲間との話の中で、「5Gの電波が世に出てきてから、体の組織が固くなりオステオパシーの施術の反応が悪くなっている」という話を良く耳にします。科学の発展によって利便性が高くなっていく一方で、人体にどのように影響するのか解明されていないものが、日進月歩で身の回りに増えています。電磁波に関してだけ考えても、Wi-Fiや5Gといった電磁波が空間を飛び交う世の中を、数年前には考えもしませんでした。今後、乗用車は電気自動車が主流になり、5Gよりもより強い電波が作られ、使われていくことは間違いないと思います。便利さと引き換えに、私と同じように、過敏な体質を持っている方にとっては、より「生きずらい」方向を、世の中が向いているのかもしれません。

今後の環境を考えると、電磁波や化学物質からの影響を避ける対策も大切ですが、同時に、下丹田や中心軸を養い体を安定させて、影響を受けずらい体を作る事を私自身の経験から勧めます。これらの事については、今後も記事にしていきたいと思います。

この記事を書いた施術者

 

関屋オステオパシー 代表 
関屋 淳 (sekiya jun)
【施術実績 (累計)】
理学療法士としてリハビリを1万人以上
オステオパシーの施術を2000人以上
案内動画はこちら

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施術者紹介

関屋淳

2011年より、理学療法士として総合病院に5年間勤務。その後、5年間訪問看護ステーションに勤務し、延べ10000回以上のリハビリを実施しています。その間、オステオパシーの施術を2000回以上実施しています。

『自分と患者さん両方の体と心を豊かに。そして、その豊かさが周囲の人たちに拡がっていくように』そのような施術を目指しています。

⇒ 詳しいプロフィールはこちら

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