瞑想と脳科学【エリコ・ロウさんのセミナーを受講して】

先週末、エリコ・ロウさんのセミナーを受講してきました。エリコ・ロウさんは、シアトル在住のジャーナリストで、エネルギー・ヒーリング、トラウマ解消療法、医療気功、チベット密教修行法、超能力開発法を学ばれ、多くの書籍を執筆されています。

楽しみにしていた瞑想と気功も素晴らしい体験でしたが、脳を最適化するための脳科学の講義がとても興味深かったです。「人の行動や言動の9割は、無意識(潜在意識)に支配されている」「人は一日に6万回思考し、そのほとんど(80％)はネガティブなもの」ということは聞いたことがありましたが、潜在意識をクリーンアップして、脳の負担を減らし最適化するという考え方には初めて触れ、新鮮でした。

セミナー後、早速エリコ・ロウさんの新刊を購入し少しずつ読んでいますが「瞑想は、脳科学に即したものなんだな」とつくづく思いました。深い瞑想の状態に入っていくために、瞑想に取り組む時間の長さや頻度、密度が大切な要素だと考えていましたが、日常生活の中でも瞑想を効果的にするために工夫出来ることは多くあり、そのような知恵が書籍の中に散りばめれていました。

子供を育てる上でも、5人に1人が認知症になると言われる高齢化社会を生きる上でも、脳科学を知っておくと良いことは多くありますが、個人的には瞑想を実践している方にエリコ・ロウさんの書籍をお勧めしたいと思います。

BRAIN PLASTICITY　自らを変える脳の力