健康観

夫婦も体も調和が大切

お知らせ

訪問リハビリで関わらせて頂いている90代のご夫婦がいらっしゃいます。奥様がおっしゃっていた夫婦に関する言葉に感銘を受け、健康であるために必要な「調和」の大切さを改めて考えることがあったので、ご紹介したいと思います。

「(夫婦関係において)どっちが正しいか正しくないか、なんてことより上手くやっていく方がよっぽど大切よね。」

私自身、子供が産まれてから、夫婦関係に難しさを感じる事が多かったのですが、事ある毎にふとこの言葉を思い出し、少しですが自分の中でバランスを取ることが出来るようになってきました(奥様いわく、それを本当の意味で悟ったのは80代を超えてからとの事ですので、奥様がおっしゃっていることの真の理解にはまだまだ程遠いのかもしれません)

オステオパシーにおける「調和」

奥様から教えて頂いた言葉は、オステオパシーにおいて大切な言葉である「調和」と同じ意味を持つように思います。

オステオパシーにおける「調和」

  • 体の構造的な「調和」
    (筋骨格系、循環器系、呼吸器系、神経系など、体の全ては協力し一つのチームとして働いている)

  • 一人の人間の中にある体・精神(心)・霊性の「調和」

  • 社会との「調和」
    (家族、仕事、友人、チーム)

一般的に、調和は「バランスを取る」「釣り合いを保つ」ことを指しますが、オステオパシーにおける調和は『お互いがお互いを活かし、高め、補う合う』という意味合いを持ちます。

上の3つ以外にも様々なレベルの調和があると思います。どこかで調和が損なわれたなら、本当の意味で健康でいる事は出来ず、反対に調和が取れていたなら、足りない面をお互いがおぎない合い、助け合う事ができる。一人の人間が健全であるために大切な事を『夫婦』という形を通して教えて頂きました。

この記事を書いた施術者

 

関屋オステオパシー 代表 
関屋 淳 (sekiya jun)
【施術実績 (累計)】
理学療法士としてリハビリを1万人以上
オステオパシーの施術を2000人以上
2児の父として子育て奮闘中
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施術者紹介

関屋淳

2011年より、理学療法士として総合病院に5年間勤務。その後、5年間訪問看護ステーションに勤務し、延べ10000回以上のリハビリを実施しています。その間、オステオパシーの施術を2000回以上実施しています。

『自分と患者さん両方の体と心を豊かに。そして、その豊かさが周囲の人たちに拡がっていくように』そのような施術を目指しています。

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