健康観

【誰しも情報を発信できる情報化社会】健康に関する情報を探す時の参考に

お知らせ

はじめに

HPの中でオステオパシーと健康に関するブログを書き始めて8カ月がたちました。今までインターネットを通して情報を探す事はしてきましたが、ブログを発信する事を始めて、気づく事・感じる事があり、改めて情報が溢れている中で、上手く情報を得る事の難しさを感じました。特に健康や体にまつわる内容を調べる時に、一定の認識が必要である感じていますので、参考にして頂けたらと思います。

情報化社会「誰でも情報を発信できる時代」

インターネットで情報を探そうとした時、GoogleやYahoo!などの検索エンジンから検索するか、FacebookやInstagramなどSNSから情報を取るか。一般的には2つのパターンなのかと思います。個人的にですが、SNSよりも検索エンジンで検索した情報の方が「専門家が書いている」「信頼できる」と勝手なイメージを持っていました。
しかし、自分自身がHPの中でブログを書いていて改めて気付いた事ですが、誰しも自身のHPやブログを作り、Googleなどの検索エンジンに表示させる事ができます。もちろん情報を発信する側が誠意とモラルを持って、ブログや記事を書く事が大前提ですが、内容によっては賛否両論があったり、ブログの性質上、記事を書いている方の意見も加わります。情報を受け取る時、その情報をどう捉えるかが大切だと思います。

インターネットで健康に関する情報を調べる時には

  • 私自身がインターネットの世界で情報を発信し始めてまだ一年もたっていない、駆け出しの状態です。その立場の人間が感じている(だからこそ感じるのかもしれません)内容と思って読んで頂けたらと思います。

同じ内容で書かれた記事を3つ読む

「大切な事、重要な事を調べる時には、違う人が同じ内容で書いている記事を3つ読み、記事の信憑性を確認する」これはある方から聞いたインターネットで大切な内容を調べる時の方法です。
私事の例えですが、妊娠中で生の食べ物が食べれない妻から「チーズを食べたい」という希望があったので、妊娠中でも食べれるナチュラルチーズの加熱時間を調べました(妊娠中は食中毒の可能性があり、基本的に生の食べ物は食べれません。しかし、妊娠中でも一定の温度で加熱すればリステリア菌が死滅し、ナチュラルチーズも食べられるそうです)記事によって内容や加熱温度が違う事があり、安心して食べるためには4つ程の記事を調べる必要がありました。調べる内容によりますが、何か危険が伴う場合には、一つ二つの記事だと心もとない、少し不安が残るという場合も少なくないと思います。

誰が書いた記事なのかも含めて

どのようなバックグラウンドを持った方が書いている記事なのかで、同じ記事の内容でも受け取れる情報は違うのではないかと思います。
例えば「オステオパシー」に関する記事をインターネット上で書いている方の中には、私と同じ理学療法士の方もいれば、医師、鍼灸師、整体師、柔道整復師、ヒーラーの方など様々な方がいて、それそれ違う体への視点で「オステオパシー」に関しての記事を書いています。検索して時に出てくる記事だけではなく、プロフィールや他の記事を含めて読むことで、文面だけではない、記事の余白の部分を読み取りやすくなると思います。

自分の体の感覚を大切にする

健康に関する記事を調べた時、賛否両論ある内容が時おり見かけられます。例えば牛乳に関して「牛乳は体に良いから毎日飲むべき」と言われる一方で「日本人の体に牛乳は合わないから飲まない方が良い」という意見もあり、インターネット上の記事だけを読むだけでは、どちらを信じたら良いのかは分からない状況です。私見ですが、牛乳が日本人の体質に合っているか否かではなく、自分の体に牛乳が合っているかどうかの方が大切だと思っています。(※牛乳と日本人の体質に関しては、今後詳しく記事にする予定です。)

体質に合う食品の見つけ方

牛乳に限らず、その食品が体質的に合っているかを知るためには、少量から試しに飲食してみる。そして、その後の自分の体の状態を見つめてみて下さい。その食品を摂った時と摂らなかった時とを比べてみる、量を変えてみる(体質に合う食品でも大量に摂るとマイナスに働く場合は往々にしてあります)、同じ食品でも産地やメーカーを変えてみる、など様々なパターンで試してみると、自分の体質に合う食品やメーカー、摂り方を見つけるヒントになるかもしれません。
これは、自分の体の感覚を高める事にも繋がります。ぜひ自分の体と対話してみて下さい。

おわりに アンドリュー・テイラー・スティルの言葉

私はある教訓を得た。その教訓は私の生涯の中で最も価値のあるものであった。その教訓とは、人が頼れるのは自分の脳だけであるという事である。この教訓は私に大きな基礎を与えた。

アンドリュー・テイラー・スティル

私がA・Tスティルのこの言葉を始めて見聞きした時、とても厳しい言葉に聞こえました。しかし、誰でも情報を発信出来て、その情報量が多い社会では、知り得た情報をそのまま飲み込むのではなく、自分の頭で考え、選択していく事が必要だと思います。こと健康に関しては、牛乳のような食に関する事以外にも、呼吸法であったり、運動法であったり、睡眠の事であったり、様々な分野の方が書いた様々な視点で書かれた記事が溢れています。気になる物は、まずは自分の体で試してみる。その感覚を元に頭で考え、自分の体質に合う方法を選択していく事が、インターネットの上で健康を得るには必要な事だと感じています。

この記事を書いた施術者

 

関屋オステオパシー 代表 
関屋 淳 (sekiya jun)
【施術実績 (累計)】
理学療法士としてリハビリを1万人以上
オステオパシーの施術を2000人以上
2児の父として子育て奮闘中
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施術者紹介

関屋淳

2011年より、理学療法士として総合病院に5年間勤務。その後、5年間訪問看護ステーションに勤務し、延べ10000回以上のリハビリを実施しています。その間、オステオパシーの施術を2000回以上実施しています。

『自分と患者さん両方の体と心を豊かに。そして、その豊かさが周囲の人たちに拡がっていくように』そのような施術を目指しています。

⇒ 詳しいプロフィールはこちら

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