自分でできる整体法

ヴィム・ホフ・メソッドの呼吸法

お知らせ

一ヶ月ほど前、カナダに在住されている方の施術をした際に呼吸法の話になって「ヴィム・ホフの呼吸をやっている。あれは良かった」と仰っていた事が頭の片隅に残っていました。先日YouTubeでヴィム・ホフ・メソッドを見つけて実践してみた所、今まで経験した呼吸法とは違った身体感覚が得られて興味深かったのでシェアしたいと思います。

ヴィム・ホフ

ヴィム・ホフさんに関して、Wikipediaにはこのように紹介されていました。

ヴィム・ホフ(Wim Hof、1959年4月20日 – )は、様々な寒冷な環境に関わる記録をもち、「アイスマン (The Iceman)」の通称で知られるオランダ人。彼は、普通の人々よりも寒冷に耐えることができるようになるという「ヴィム・ホフ・メソッド (Wim Hof Method)」を開発した。彼の身体は、低温に耐える自然な能力をもち、褐色脂肪組織をより効率的に活性化させ、普通の人間より体温を高める能力が高いことが検証によって明らかになっている。

ウィキペディア(Wikipedia)

一見、ヴィム・ホフさんは元々超人的な体質の持ち主なのかと思ったのですが、登山経験のないヴィム・ホフ・メソッドの実践者26人でキリマンジャロ登頂を目指し、26人中24人が登頂に成功したデータがあるとの事なので、メソッド自体の効果に驚きました。

この呼吸法を続けていると、血液がアルカリ性に傾き、免疫力や代謝の向上が期待できるそうで、寒冷に対する耐性能力の獲得を求めている方にだけではなく、体を強くする健康法としても取り入れられているそうです。

ヴィム・ホフ・メソッドの呼吸法

今回、You Tubeで見つけたのはこちらの動画です。(呼吸の誘導があり、取り組みやすかったです☆)

呼吸法としてはシンプルですが、所々に細かいエッセンスがありそうです。また最初に持っていた印象よりも体に負担が少なく、無理がないように感じました(動画では30秒、1分、1分30秒と息を止める時間を長くしていきますが、最初は苦しくなったら息を吸って、少しずつ時間を伸ばしても良いのかもしれません。)

ここからは私の感想です。
今まで様々な呼吸法を試してきましたが「息を吐ききって止めておく」という状態が新鮮で、動画の中での誘導でもあるように自分の体を内観しながら呼吸を止めていましたが、横隔膜のドーム部分がモゴモゴと動いたり、腰椎に付着する部分の横隔膜の繊維が伸ばされている感覚があって面白かったです。

また最後の1分30秒間、息を止めている時に、苦しさがなくなり息を止めている事さえ忘れるような時間が流れた事が印象的でした。とても心地良く、瞑想的でした。おそらく2分以上はそのまま息を止めていたと思います。この動画は初心者向けとの事ですが、じっくり取り組めば相応の効果が得られるように思いました。

古今東西、様々な呼吸法が作られ研究されています。自分の体質や嗜好に合う呼吸法を見つけ日課にしたなら、間違いなく健康増進に繋がると思います。興味のある方はぜひ、動画をみてみて下さい☆

呼吸の大切さについてはこちらで記事にしています。

この記事を書いた施術者

 

関屋オステオパシー 代表 
関屋 淳 (sekiya jun)
【施術実績 (累計)】
理学療法士としてリハビリを1万人以上
オステオパシーの施術を2000人以上
2児の父として子育て奮闘中
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施術者紹介

関屋淳

2011年より、理学療法士として総合病院に5年間勤務。その後、5年間訪問看護ステーションに勤務し、延べ10000回以上のリハビリを実施しています。その間、オステオパシーの施術を2000回以上実施しています。

『自分と患者さん両方の体と心を豊かに。そして、その豊かさが周囲の人たちに拡がっていくように』そのような施術を目指しています。

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