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瞑想を続けてきた甲斐があって、様々な面での欲求は年々薄まってきている反面で、欲求=“自分らしさ”でもあるとも感じ、自分の一部として大切にしたいという気持ちも同時に持っています。日々の中で瞬間的に感じる欲求に対してどのように対応するのが良いか。ということを最近考えていました。
瞑想や禅の世界では、欲求や欲望を否定的に捉えることも多く見受けられますが、反応しない練習 -あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」- には、欲を肯定的に考える内容が書かれています。
生き物が“快”を感じるのは、欲求が満たされたときです。だから、欲求を素直に、否定することなく、満たしてあげることが、幸せの近道ということになります。
(中略)
ただし、ここで一つの条件がつきます。というのは、欲求の満足が幸せにつながるのは、本人が「快」を感じられる場合だけです。逆に、もし欲が膨らみすぎて、「焦り」とか「不安」とか、「結果が出ない」「頑張っても認めてもらえない」という不満になってしまうのなら、その欲求はいったん手放さないといけません。人の人生はつねに、「欲に駆られて不快を感じている姿」と「快を大切にする姿」とに別れるのです。
欲=悪いものではなく、「快」と感じるか「不快」に感じるかを判断の基準にして考えることは新鮮でした。

私ごとですが、生活の中に感じる欲に「コーヒーと一緒にドーナッツが食べたい」ということがあります。グルテンに対するアレルギーがあるわけではありませんが、体質的に大腸に弱点を持っていて小麦由来の食物を一定量以上に摂るとお腹が張り体が重くなる傾向があるのと、小麦の多くは輸入され大量の殺虫剤・除草剤が使用されて作られているということが頭にあるので、ドーナッツやクッキーなどの小麦製品は極力控えるようにしていました。
しかし、コーヒーを飲んでいる時に「ドーナッツを食べたい」という欲は度々起こります。この本を参考にして、その欲がおきた時には抑え込まず、素直に従ってみることを続けてみました。
すると少しづつドーナッツに対する欲がなくなってきて、さほどドーナッツを欲していないことが分かり、すでに満足している自分に気がつきました。(これ以降、ドーナッツは食べていません)
日常の小さな欲求の話ですが、まだまだ頭で考えすぎている節があることが分かり、いくつかの学びがありました。
“これを食べたら体に悪いんじゃないか” “体が重くなるんじゃないか”という着想は、その時ではなく未来に起こるかもしれない可能性に焦点が当たっていますし、普段感じている欲求自体が頭(今までの経験で)で作り出した産物で、本来からだが望んでいるものではないのかもしれません。
そして人の体は、害があり負担のかかる食物を基本的に欲さないようになっていると再認識しました(精神的にストレスがかかっている場合は別として)
その瞬間瞬間に感じた欲求を否定せず、頭で考えす過ぎずに受け入れてみることは、自分を知ることに繋がり、瞑想的であるように思えました。
この記事を書いた施術者
関屋オステオパシー 代表
関屋 淳 (sekiya jun)
【施術実績 (累計)】
理学療法士としてリハビリを1万人以上
オステオパシーの施術を2000人以上
2児の父として子育て奮闘中
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