週1回、20代のパラスポーツ選手と関わる機会があり、その選手が国際大会から帰国した後、肋骨の痛みを訴えていました。話を聞くと床⇔車椅子へ移る介助をコーチに手伝ってもらった時に痛め、国際大会から2週間たった今も痛みが残っているとのことでした。
痛みの部位は右の第7肋骨の前面。呼吸時痛はなし。触診で第6肋骨と第7肋骨の間の肋間筋と、右第7肋骨自体の骨膜に緊張と歪みが感じられ、肋間神経痛が考えられました。その2ヶ所に筋膜リリースを施し、1週間後に会った時には「施術を受けた翌日から痛みがなくなりました」と報告を受け、パラスポーツも問題なく出来ていると話を聞きました。
なぜ肋骨を痛めたのか?

この選手は普段から床⇔車椅子へ移る時の介助を受けていて、今までどこかを痛めたことはなく、コーチも何度も介助をしている方なので、介助に慣れていなかったわけでもありません。
では、なぜ肋骨を痛めてしまったのか。ここからは推測ですが、痛めたのは国際大会という大舞台で、選手とコーチのいずれかの、もしくは双方の心理的な緊張が影響したのではないかと考えられました。
精神的・心理的なストレスは特に胸部の筋膜に緊張やトラブルを生むことは過去にも記事にしています。
胸部を柔軟にし呼吸を深くしておくことは、今回のような痛みのトラブルを回避するだけではなく、特にスポーツ選手においてはリラックスした状態で最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、大切な要素であるように思います。
この記事を書いた施術者
関屋オステオパシー 代表
関屋 淳 (sekiya jun)
【施術実績 (累計)】
理学療法士としてリハビリを1万人以上
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