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- オステオパシーと自然治癒力に関するおすすめの書籍
目次
はじめに
オステオパシーでは、病や症状を癒し治すのは自分自身であり、からだが持つ自然治癒力を最重要と考えています。自然治癒力は目には見えませんが、誰しもが持ち合わせている強力な力です。
自身が持っている自然治癒力を認識し、その力を信じる事が出来きたなら、病を癒し症状を改善していく大きな助けになります。またその力を実感できたなら、より自分の体と心を大切に感じ生活するようになると思います。
自然治癒力に関して書かれた書籍は多くありますが、私が読んだ中で強く影響を受けた書籍やオステオパシーを含めて代替医療を受けている方に読んで頂きたい書籍をご紹介したいと思います。(☆随時、更新予定です)
オステオパシーと自然治癒力に関するおすすめ書籍
『いのちの輝き』 ロバート・C・フルフォード 著
伝説のオステオパシー医と語り継がれているロバート・フルフォード博士が書かれた書籍です。初めてオステオパシーを知る方でも読みやすい内容で、フルフォード博士の治療観や人生観が描かれています。
オステオパシーの導入書としても薦められる事が多く、また施術者にとっても、施術者としての在り方いつまでも示してくれる、羅針盤のような本です。
「私は何回この本を読み返しただろう?何人にすすめただろう?」作家の吉本ばななさんが、本の紹介帯でこのようにコメントされています。
私もオステオパシーを学んでいく中でこの本を何度も読んでいますが、初めて読んだかのような新鮮な気持ちで、毎回読み進めています。初めてオステオパシーを知る方でも読みやすい内容であると同時に、何度読み返しても、自分自身の体や心について一度立ち戻って考えるきっかけを与えてくれる素晴らしい本です。
「オステオパシーって何?」「どのような施術なの?」という疑問をお持ちの方には、まずはこの本をお勧めします。
『癒す心、治る力』 アンドルー・ワイル 著
統合医療、代替療法の第一人者であるアンドルー・ワイル博士が書いた一冊です。『自然治癒力』に関して、西洋医学、東洋医学、シャーマニズム、自然生薬など様々な角度から、博士本人の臨床体験を元に書かれています。第二章には、アンドルー・ワイル博士が「いのちの輝き」の著者ロバート・フルフォードの施術を受けに行った体験記も載せられていて、とても興味深いです。
自然治癒力を高める方法は手技療法だけではなく、またオステオパシーも単なる手技ではなく、哲学(考え方)であると。読む度に、大切な事を再確認させてくれます。
癒す心、治る力
『オステオパシーを巡る旅』 ジェームズ・ジェラスDO 著
オステオパシーバイオダイナミクスを創始したジム・ジェラスの書いた一冊です。私は、ジム・ジェラスの講義を受けた事も、お会いしたこともないので、ジム・ジェラスに関して多くを語ることは出来ませんが、ジム・ジェラスに関する有名な話を1つご紹介したいと思います。
「ジム・ジェラス自身が末期癌の患者であった。彼は、末期癌を癒す力を自然の中から見出し、生還した。その時の経験から、バイオダイナミクスが始まった。」
現在の科学では解明できない、神秘的な力を持っていた人物であることは確かだと思います。文中には、ジム・ジェラスのバイオダイナミクスを学んだ方でなければ分からない用語や表現が多く出てきます。書かれている全ての内容を理解することは難しいかもしれませんが、からだの持つ自然治癒力に関する重要なことを、感じ取ることが出来る本であると思います。
オステオパシーを巡る旅
『風邪の効用』 野口 晴哉 著
昭和の健康法の大家、野口晴哉先生の書籍です。書籍にはこのように書かれています。「風邪は自然の健康法である。風邪は治すべきものではなく、経過するものである。自然な経過を乱しさえしなければ、風邪をひいた後は、あたかも蛇が脱皮するように新鮮な体になる」
風邪に対する考え方、捉え方が大きく変わる一冊です。この書籍に関して、こちらでも記事にしています。
番外編 : 体と心を健康にしてくれる一冊
自然治癒力に関して書かれているわけではありませんが、「健康」という広いテーマで大きな影響を受けた書籍です。
『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン 著
環境保護運動の先駆者、レイチェル・カーソンの書籍です。子供の頃、自然に触れた時に感じた「驚きの感覚」を呼び覚まし、大人になってもその感覚はまだ自分の中にあることに気づかせてくれます。日常見ていた景色が一変するかもしれません。
センス・オブ・ワンダーはレイチェル・カーソンの晩年に書かれていますが「沈黙の春」や「われらをめぐる海」と比べて平易に書かれ文章量は多くないので、レイチェル・カーソンの本を初めて読む方にお勧めです。
また文章の合間に挿っている川内倫子さんの写真が素晴らしいです。自然と深く関わった時に自然が与えてくれる安らぎや心地良さをとても身近に感じます。(単行本では森本二太郎さんが挿入写真を担当されています)
センス・オブ・ワンダー
『思考のすごい力 -心はいかにして細胞をコントロールするか-』ブルース・リプトン 著
「細胞は遺伝子によってではなく、周りの環境や意思によって振る舞いを変える」エピジェネティクスという考えについての書籍です。
37兆個の細胞の集まりである人間は、自分の力によって心身に変化を与えることが出来るということが生物学の観点から書かれています。生命観を変える力のある一冊です。
思考のすごい力 -心はいかにして細胞をコントロールするか-
『あるがままに生きる』 足立幸子 著
足立幸子さんの大阪での公演を文章化した書籍です。個人的にですが、宇宙の法則や波動の法則の最たるものだと思っています。
優しい文調でとても読みやすく、分かりやすいです。「言うは易く行うは難し」ではありますが、書籍に書かれている内容を生活の中に落とし込めたら、体と心、そして人生そのものが大きく変化していく可能性を秘めています。
あるがままに生きる
この記事を書いた施術者
関屋オステオパシー 代表
関屋 淳 (sekiya jun)
【施術実績 (累計)】
理学療法士としてリハビリを1万人以上
オステオパシーの施術を2000人以上
2児の父として子育て奮闘中
案内動画はこちら
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