「よいものはカタツムリのように進む」～マハトマ・ガンディー～

「よいものはカタツムリのように進む」

ガンディー

私は、インド独立の父マハトマ・ガンディーが残したこの言葉が好きです。
先日この言葉にインスパイアされていると思われるIKEAのポストカードを見つけ、めずしく見つけたその日に購入しました。

ガンディーがインド独立に向けて歩み始めたのは1915年、インドがイギリスから正式に独立する1947年8月15日までの32年間もの年月は、その言葉の通りカタツムリのような歩みだったと言われています。

最近は「タイムパフォーマンス」という言葉を聞くようになりました。安さや速さが価値を考える基準となり、効率の良さが重視されているこの時代に、ガンディーが残した教訓から学ぶことは多いです。何ごとも「素晴らしいことには時間がかかる」ということは真理だと思います。

ガンディーといえば「非暴力・不服従」を提唱したことで有名ですが、その大元には、俯瞰しているかのような国や人々に対するとてつもなくも広い愛情があったように感じます。書籍を通してその生涯に触れる度、真に人の心に訴えかけるのは、目先の効率性ではないことをガンディーは教えてくれます。

ガンディーの生涯は映画にもなっていますので、気になった方はぜひ観てみて下さい☆
世界が愛で溢れますように。