健康観

『フェアトレード』を通して感じたお金の循環【お金と健康 / フェアトレードとは? / People Tree】

お知らせ

はじめに  〜お金の考え方と健康〜

私は幼少期から小銭を数える事が好きで、お金に興味や関心がある子供だったようです。いつの頃からか、その関心はお金に対する「執着」に変わり、お金という存在がある事によって自分自身を縛って生きてきたように感じています。習慣にしている瞑想の力を借りて、お金に対する執着を少しずつ手放してきましたが、固執したお金への考え方から解放されると、肩の荷が降りて、生きているの事が楽になった実感があります。

生活と切り離す事が出来ないお金は、自由を与えてくれると同時に、私のようにお金によって縛られてしまう。そのように表裏あるものだと思います。私の経験上、強いお金への執着は自分の行動を制限し、周囲との摩擦を生む要因になる事があります。

当HPのブログでは、主に健康とオステオパシーに関する記事を書いていますが、人の健康とお金に対する考え方とは無関係ではないと思っているので、お金に関する事も記事にしていこうと思います。

「フェアトレード」について

「フェアトレード」という言葉を聞いた事がありますか?

恥ずかしながら、私はこの言葉を今まで知りませんでした。先日、フェアトレード商品を専門で取り扱っている「People Tree」のチョコレートを頂いて、フェアトレードという考え方を知り、改めてお金の循環や使い方について考える機会になりました。ぜひ多くの方に「フェアトレード」を知って頂きたいと思います。

「フェアトレード」とは?

フェアトレードを直訳すると「公平・公正な貿易」という意味になります。

公正取引(フェアトレード、公平貿易)とは、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動である。オルタナティブ・トレード(alternative trade)とも言う。

「Wikipedia」より引用


「People Tree」チョコレートの包装の裏側にはこのように書かれています。

「ピープルツリーのチョコは、ボリビアやペルーの生産者団体が育てたカカオ豆やフィリピンの黒糖など、フェアトレードの原材料で作っています。

フェアトレードは、社会的・経済的に立場の弱い人びとが国際貿易に参加し継続的に収入を得ることで自立を図るためのしくみ。お買いものは、その商品にかかわる人たち〜素材をつくる人、製品をつくる人、流通させる人、販売する人びとを応援するという意志表示でもあります。

持続可能な社会は、日々のあなたの選択から始まります。環境を守り、つくる人が安心して働くことができ、買う人もうれしい。顔の見えるフェアトレードのお買いものでみんながハッピーになれる未来を。」

 

「フェアトレード」を通して感じたお金の循環

フェアトレードの商品は、関わる人々(素材をつくる人、製品をつくる人、流通させる人、販売する人)に適正な収入が得れるような値段で販売されているので、決して安い価格ではありません。

現在の日本では、生活に必要な食品、洋服、日用雑貨など身の回りにある多くのモノを安価に手に入れる事ができますが、その多くは途上国で作られ輸入されてきたモノです。私たちが「安さ」を追い求める裏側で、より安い賃金で働き、貧困に苦しむ途上国の労働者の方がいることを改めて考えさせられました。途上国の労働者の方の中には、学校にも通う事が出来ない子供も含まれていると思います。

物やサービスを購入する時に「値段と質のバランス」が一つの大きな基準になると思います。しかし、「損得」や「利害」以上に大切な価値観がある事をフェアトレードを通して教わりました。
モノを購入する時、それがたとえ小さな額でも、循環が生まれ、誰かの生活に影響を与えています。「お金の使い方は意志表示である」とても大切なことに気づくきっかけになりました。

今回、紹介した「People Tree」チョコレートのHPはこちらです。

この記事を書いた施術者

 

関屋オステオパシー 代表 
関屋 淳 (sekiya jun)
【施術実績 (累計)】
理学療法士としてリハビリを1万人以上
オステオパシーの施術を2000人以上
2児の父として子育て奮闘中
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施術者紹介

関屋淳

2011年より、理学療法士として総合病院に5年間勤務。その後、5年間訪問看護ステーションに勤務し、延べ10000回以上のリハビリを実施しています。その間、オステオパシーの施術を2000回以上実施しています。

『自分と患者さん両方の体と心を豊かに。そして、その豊かさが周囲の人たちに拡がっていくように』そのような施術を目指しています。

⇒ 詳しいプロフィールはこちら

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