お知らせ
- オステオパシーってどんな施術方法なの?
施術の特徴を簡単に解説します - 初回2000円引きキャンペーン実施中
施術料金を初回限定で¥6000円で実施しています。施術内容・出張範囲など詳しくはこちら。 - 施術料金の返金保証制度
”初回の施術に満足いただけなかった場合” や ”症状が改善する希望が持てなかった場合” には、初回の施術料金を返金しております。 - 当院での新型コロナウイルス(COVID-19)対応について
- オステオパシーと自然治癒力に関するおすすめの書籍
マインドフルネスの指導者、ティク・ナット・ハン氏は、週の中で1日を自分の休息のための時間に使うという教え『Lazy Day(怠ける日)』という習慣を提唱しています。時間を効率的に使うことが良しとされている今の社会では「空いている時間は有効に使わなければならない」というような考えが無意識に芽生えてしまう気がしてならないので、Lazy Day(怠ける日)の考え方に魅力を感じました。
Lazy Day(怠ける日)では、心と体の休息のために、積極的なリラクゼーションやストレッチ、瞑想、自然の中での散歩などが推奨され、その時の気の向くままに自由な時間を過ごします。
大切なことは、何かを達成するという目的意識は持たず、だた自分の心と体が求めていることをする(自分の好きなことをして、ただ過ごす)。タイムパフォーマンスのような成果主義や効率といったことから一旦離れる時間を日々の中で作ることがとても大切だと思います。本や雑誌を読むも良し、ランニングするも良し、近所のカフェに行くのも良いと思います。
パリに住んでいた方から聞いた話ですが、現地の人々は何の目的もなくカフェに足を運び、日本人からすると「あの人何してるのかな?」と思うほど、何もせずに長時間テラスに座っているそうです。
この話からパリの人々と日本人の時間感覚の違いを感じます。空いた時間があったら何か情報を得ようと、暇を見つけてはスマートフォンを見る癖がついている私達は、目的もなく「何もせずに」時間を過ごすことが難しくなってきているのかもしれません。現に数年前に「空白恐怖症」という言葉が作られ、予定が空いていると不安で、手持ち無沙汰な状態やが耐えられなくなっている人が多くなってきていると聞きます。
しかし、何もしない、空白のような時間にこそ得られることは実は多いように思います。物思いにふけることで大切なことに気づいたり、過去の記憶が回想されて気持ちの整理がついたり、悩んでいたことを解決するアイデアが閃いたりすることは、「何もしていない」ような瞬間が多いのではないでしょうか。意識的にそのような時間を持つことで、何か大切なことに気づけるような気がしています。
サード・プレイスのすすめ
サード・プレイス(Third place)とは、とは、コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。サード・プレイスの例としては、カフェ、クラブ、公園などである。
ウィキペディア
このような場所を持っている方も多いので「サード・プレイス」といういうと仰々しい言葉に聞こえるかもしれません。日本語では「憩いの場」と言える場所だと思います。
パリの人々にとって、カフェはまさに「サードプレイス」です。住んでいる家が最も休息できる場所であったとしても、心が安らぎ、癒されるような場所は時と場合によって変わるので、Lazy Day(怠ける日)の考え方に合わせて、そのような場所を持つことは心身の健康のために必要だと思います。
カフェ、クラブ、公園以外にも銭湯であったり、図書館であったり、喫煙所であっり(煙草の害は別として)、行きつけの飲食店であったり、サードプレイスになりえる場所は多くあります。今までそのような場所を持っていなかった方はぜひ、自分にとってのサードプレイスを見つけてみて下さい。豊かに生活するヒントがそこにあると思います。
※この記事で意味しているサードプレイスは「場所」ですが、サードプレイスには人が集まる「コミュニティ」としての意味もあります。
Lazy Time(怠ける時間)
Lazy Day(怠ける日)のように、週の中で丸一日予定を空けて休息日とすることがなかなか難しかったので、時間を分けて毎日2時間程をLazy Dayのように過ごすことを今習慣としています(「Lazy Time(怠ける時間)と勝手に名付けています)。当たり前のことですが、一日の中で自分のために使う時間、自分のやりたい事をする時間が十分にあると日常が充実し、それは日々の仕事やプライベートにも良い影響を与えてくれるように思います。
この記事を読んで何か感じた方は、ぜひLazy Timeを(時にはLazy Dayを)日常に取り入れてみて下さい。時間の流れに任せて過ごすこととは違う何かを得られると思います。(Lazy Timeは携帯からは距離を置くことを勧めます。)
この記事を書いた施術者
関屋オステオパシー 代表
関屋 淳 (sekiya jun)
【施術実績 (累計)】
理学療法士としてリハビリを1万人以上
オステオパシーの施術を2000人以上
2児の父として子育て奮闘中
案内動画はこちら
おすすめ記事一覧
コメント