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健康観

再び腸活を始めました!

お知らせ

はじめに

20代の頃、様々な食品に対して過敏な体質であったために、食品添加物を避ける生活をしている時期がありました(私が電磁波過敏症・化学物質過敏症を改善した経緯はこちらで記事にしています。)
症状が改善してからは、自分の体に合う食べ物を摂ることは続け添加物を気にする程度は減っていましたが、最近「食生活を見直してみよう!」と思い至り、今日で腸活2カ月目になります。

一カ月食生活を見直してみて、明らかに身体的にも精神的にも状態が良く、思考もクリアに感じています。日本は食品添加物が多く使われていると言われていて、腸内環境のバランスが取れていない方も多いと考えられるので、腸活することは多くの方の健康を増進する可能性があるのではないかと思い記事にしました。この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

〇1カ月間、腸活を続けてみて感じていること

  • 体が軽く、疲れずらい。
  • 呼吸が深い(特に腹式呼吸が深くなった)。
  • 思考がクリアで、やるべきことが明確になった。
  • ネガティブな思考が浮かんでも、切り替えが速くなった。
  • 夜自然と眠くなり、起床時間が一定になってきた
  • 日課にしている瞑想が行いやすくなった。

腸と脳はお互いに影響し合う

脳の状態と腸の状態がお互いに影響を及ぼし合うことを『脳腸相関(のうちょうそうかん)』と言います。これは腸を支配している迷走神経系と内分泌系(ホルモン)を通して行われていますが、腸活の効果が腸内環境だけに留まらず、脳や心の状態にも影響を与えると考えられるのはこのためです。腸活を行う上での前提知識として持っておくと良いと思います。

腸活の内容と要点

私が行っている腸活の内容は特別なことは何一つなく、可能な範囲で食品添加物を避け、一般的に腸内環境に良いとされる食品(発酵食品、海藻類や大豆などの食物繊維、きのこ類など)を意識的に摂ることを中心にしています。その中で感じていることや取り組むマインドセットとして大切と思われるポイントを列挙しました。

可能な範囲で実践していく

20代の頃に食品添加物をほぼ摂らない食生活を送っていた時期があるので、その時の学んだことの1つです。前述した通り、日本の食品には食品添加物が多く使われているため、全てを避けることは不可能です。過剰に意識し過ぎるとコストもかかり(自然食品は値段が高いので)、気軽に外食が出来なくなりますし、一緒に住む家族がいるならば食生活を大きく変えることは難しい場合が多いと思います。今の自分の生活の中で「可能な範囲で」実践していくことが長く続けるポイントだと思います。

また例外を作ることも大切で、ラーメンでもファーストフードでも食べたい時には食べた方が良いと思います(精神衛生上も)。腸活を続けていると、自分の体に合わない食品を摂った時にお腹が重くなったり、すぐに下痢をしたりと体が反応するようになってくるので、食品と自分の体との相性が少しずつ分かってきます。

発酵食品と調味料

日本には醤油、日本酒、納豆、漬物などなど発酵食品が多くあるので、腸内環境への良い影響が期待できます。しかし食品添加物には注意が必要で、販売されている発酵食品の中には化学的に発酵させるために大量の添加物が使われている商品もあるので食品表示の確認は必須だと思います。

発酵食品の中でも調味料にこだわることは1つ良いと思います。普通のスーパーでも添加物の少ない醤油や味噌、お酢など売っているので、少しだけ値段は高いですが可能な範囲で使用してみることはお勧めです。

乳製品(ヨーグルトやチーズ)について

乳酸菌やビフィズス菌が含まれているために腸活のために勧められるヨーグルトですが、過去の記事でこのように書いています。

牛乳や乳製品には「乳糖(ラクトース)」という糖成分が含まれています。ラクトースは小腸で作られる消化酵素(ラクターゼ)によって分解されますが、アジア人種の85%以上はそのラクターゼを持っていないと言われています。これが日本人の体には牛乳が合わないと言われる一つの理由です。(反対に白人種では、85%がラクターゼを持っているそうです。)

毎日のように牛乳を飲み、ヨーグルトを食べる生活を続けていたら体質は変化していくものだと思うので、日本人の85%の人が乳製品に体が合っていないとは考えにくいですが、腸内環境のためにと良かれと思って摂ったヨーグルトやチーズによって、逆に腸の負担になっている可能性があるということは念頭に置いて良いと思います。多くの食品において言えることですが、摂ったあとの体の反応や調子を良く感じることが大切です。

腸活と瞑想

記事を書いていて、日課にしている瞑想が腸活にもなっていることに気付きました。 瞑想は脳のデトックス(解毒)でもあるので、瞑想することで脳から腸へ良い影響を与えることが出来る(腸脳相関のために)と言えると思います。相乗効果が期待できるため、ご興味のある方はぜひ瞑想にも取り組んでみて下さい。

過去に書いた瞑想の記事はこちら

おわりに

以上、1カ月間腸活をしてみて感じた事を書きつづってみました。腸活を続けることで心身ともに健康度が増していく可能性を感じているので今後も継続し、気付いたことなどあれば、またご報告したいと思います。

この記事を書いた施術者

 

関屋オステオパシー 代表 
関屋 淳 (sekiya jun)
【施術実績 (累計)】
理学療法士としてリハビリを1万人以上
オステオパシーの施術を2000人以上
2児の父として子育て奮闘中
案内動画はこちら

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施術者紹介

関屋淳

2011年より、理学療法士として総合病院に5年間勤務。その後、5年間訪問看護ステーションに勤務し、延べ10000回以上のリハビリを実施しています。その間、オステオパシーの施術を2000回以上実施しています。

『自分と患者さん両方の体と心を豊かに。そして、その豊かさが周囲の人たちに拡がっていくように』そのような施術を目指しています。

⇒ 詳しいプロフィールはこちら

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